学力が上がる筆箱って?
先生がすすめるシンプル筆箱の選び方
突然ですが、お子さんの筆箱、こんなタイプじゃないですか?
- 鉛筆削りやルーペが付いている
- 動物やキャラクターの形をしている
- ボタンを押すと飛び出す仕掛けがある
子どもが「これがいい!」と選んできたのに……実は、授業中の集中力を下げている可能性があります。
夫(小学校教師)にズバッと聞いてみました。
👨🏫 「正直、筆箱って学習への影響あるよ。シンプルなやつにするだけで、授業中の態度が全然違う。」
学校が「シンプルな筆箱」をすすめる理由
実は多くの小学校では、筆箱について以下のようなルールを設けています。
- キャラクターものNG(集中力が散れる)
- 缶製NG(落としたときに音が大きい)
- 鉛筆削り内蔵NG(授業中に使ってしまう)
- 両面開きNG(机が狭くなる)
- 無地・シンプルなデザイン推奨
これらのルールには、全部ちゃんとした理由があります。
👨🏫 「授業中に触りたくなるものが筆箱についていると、子どもは絶対に触る。それが集中力を切らす原因になる。」
「何が入っているか一目でわかる」「触って遊べるものがない」がシンプル筆箱の強みです
NGな筆箱① 鉛筆削り・ルーペが内蔵されているタイプ
かわいいし便利そうだから、と選びがちですが……これは授業中トラブルの原因ナンバーワンだそうです。
なぜダメなの?
- 「芯が減ってないのに授業中にずっと削り続ける」
- 「削りカスをわざとこぼして遊ぶ」
- 「削りカスを床にこぼして教室が汚れる」
- 「席を立って捨てに行くので授業が中断する」
👨🏫 「鉛筆削りが付いている筆箱は、使用禁止にしている学校も実際にある。外せるなら外して持ってきてとお願いすることもある。」
休み時間に削った鉛筆を何本か用意して授業に臨む、というのが理想的な使い方。筆箱の中に削り器が必要な理由は、実はありません。
NGな筆箱② 動物・キャラクターモチーフのタイプ
猫の形、恐竜型、キャラクターの顔がついている……子どもにとっては最高にかわいいですよね。でも、
👨🏫 「目に入るたびに気になる。手が伸びる。特に低学年はそれが顕著。授業が頭に入らない。」
子どもは「遊ばないようにしよう」と思っても、かわいいものが目に入ると自然と意識がそっちへいってしまいます。これは意志の力でどうにかなる問題ではなく、脳の仕組みの話です。
かわいい筆箱は、それだけで「気になるもの」になってしまいます
では、どんな筆箱がいいの?
条件① シンプルな無地デザイン
色は単色、柄は無地か最小限。見ていて「触りたい」と思わないデザインが理想です。
条件② マグネット式の箱型
低学年のうちはマグネット式の箱型がおすすめです。
- 開け閉めが簡単で素早い
- 鉛筆を取り出しやすい
- 中身が一目で確認できる
ファスナー式は高学年になってから移行するのが自然な流れ。
条件③ 壊れにくい素材・価格帯
「安すぎる筆箱」は意外と壊れやすく、蓋がうまく閉まらなくなったり、マグネットが外れたりします。
👨🏫 「500円以下の筆箱は半年で壊れることが多い。1,000〜1,500円くらいのものが結果的に長持ちする。」
ケチってすぐ壊れるより、少し値の張るしっかりしたものを買う方が、子どもの学習環境のためにも、家計のためにもなります。
見た目はシンプルでも、機能はしっかり。それが「学習向き筆箱」の条件です
先生も認めるシンプル筆箱のおすすめ
クツワ「ピッタントン」
小学生向け筆箱の定番中の定番。ランドセルにすっぽり収まるサイズで、鉛筆を7本収納できる個別ホルダー付き。マグネット式2ドアで開閉も簡単。無地・シンプルデザインで学校のルールにも対応しやすいです。
コクヨ「ペンケース ソフトタイプ」(高学年・ファスナー式)
高学年になってシャープペンシルや色ペンが増えてきたらファスナー式に移行する子が多くなります。コクヨのソフトペンケースはシンプルで丈夫、容量もちょうどよく長く使えます。
➡️ Amazonで見る(コクヨ ペンケース ソフトタイプ)
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
かわいい筆箱は「家・塾用」に!
「じゃあ子どもが気に入った筆箱は使えないの?」という声が聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
学校用はシンプルなもの、家や塾では好きなものを使う、という使い分けがベストです。
- お気に入りの筆箱 → 自宅学習・習い事・塾用
- シンプルな筆箱 → 学校用
自宅では「大好きな筆箱で勉強するとモチベーションが上がる」というメリットもあります。全否定するのではなく、場所に合わせて使い分けるのが一番賢い選択です。
お気に入りの筆箱は「おうち専用」に。メリハリをつけることで、どちらも活きてきます
まとめ
- 鉛筆削り・ルーペ内蔵の筆箱は授業中に使ってしまい集中力が下がる
- 動物・キャラクターモチーフは視覚的な刺激になり気が散りやすい
- 学校用はシンプルな無地の箱型マグネット式がおすすめ
- 価格は1,000〜1,500円前後のしっかりしたものを選ぶと長持ちする
- かわいい筆箱は家・塾用として活かす
筆箱ひとつで、毎日の学習への向き合い方が変わってきます
「たかが筆箱」と思うかもしれませんが、毎日授業中に机の上に置いてあるものです。子どもの視界に入り続けるものだからこそ、慎重に選んでほしいと夫は言います。
シンプルな筆箱に変えるだけで、子どもの集中力が変わるかもしれません。ぜひ試してみてください😊